入院中、いつもの動画もSNSも見飽きた。時間はあるのに、次に何をするかが決まらない。そんなときは、スマホで遊ぶ・音声で楽しむ・道具を使うなど、普段と違う方向から探してみるのも手です。
僕も昔、腕を骨折して約2週間入院しました。短期間でしたが、一番強く感じたのは「入院中って暇すぎる!」ということ。しかも手が不自由だと、普段は簡単にできる読書すら思うようにいきませんでした。
この記事では、スマホ以外・Wi-Fiなし・骨折や片手が使えない場合・男性向け・女性向け・長期入院など、状況別に候補を紹介。公式サイトやアプリランキングへのリンクも用意し、実際に選んで始められるようにしました。公開されている入院経験者22人分の投稿からは、役立ったものと使えなかったものの違いも整理しています。
まずは下の条件から、今の自分に近いところへどうぞ。手元にあるもので今日できる方法も、長い入院に備えて用意する方法もあります。
入院中の暇つぶしは「体調・手・通信環境」で選ぶ
「何をしたいか」だけでなく、「どう楽しめるか」で選ぶのがコツ。スマホを操作できるならいつもと違うゲームや読み物、手を動かしにくいなら音声や画面を置いて楽しめる動画、Wi-Fiがないなら紙や保存済みコンテンツ。下から自分に合う入口を選んでください。

男性向け・女性向け・スマホを使う方法から探す方:男性向け/女性向け/スマホでできる方法も選べます。
何も用意していない人へ:通信できるなら、iPhoneのゲーム人気ランキング、青空文庫の作品一覧、国立科学博物館のバーチャル展示から気になるものを選ぶのも面白い方法。ゲーム・読み物・バーチャル体験という別ジャンルの入口です。このほかにも下で幅広く紹介します。
ちなみに「スマホ以外」「画面を見ない」「通信なし」は別の条件。音声サービスはスマホを使っても画面を見ずに楽しめます。完全にスマホを置きたい人は、紙の本・道具・ラジオ受信機の節へどうぞ。
入院経験者の声から見えたこと:公開された22人の投稿を調べると、持参した漫画をほとんど使えなかった人、保存した動画の期限に気づいて視聴できた人、普段の娯楽がつらくても別の番組は楽しめた人がいました。記事後半で「使えなかった理由と、使うための工夫」を具体的に紹介します。
入院中にスマホ以外でできる暇つぶし
スマホから離れたいなら、本や漫画、紙のパズル、手で遊ぶ立体パズルなど。気づけば時間が過ぎる、昔ながらの暇つぶしです。手を使いにくい人は本を置ける場所があるか、道具を扱えるかも目安にしてください。
本・漫画・雑誌を読む
読書は入院中の定番です。好きな作品があれば、短い時間でも物語に入り込めます。小説をじっくり読むのが難しいときは、短編や一話完結の漫画、写真が多い雑誌から試す方法もあります。
一方で、本を開いた状態で支えるのが大変なことがあります。僕自身、腕の骨折で入院したときは普段どおりに読書することさえ不便でした。片手だけでページをめくる、本を開いたままにする、読んだあとに片づけるという動きは、意外に手を使います。
片手が使えないときに一冊を持ち続けるのは案外大変。机に置ける薄めの雑誌や小さめの文庫から試すか、オーディオブックに切り替える手もあります。家族に頼めるなら、読みたかった作品を差し入れてもらうのも楽しみです。
数独(ナンプレ)・漢字ナンクロ
数字が好きならナンプレ、言葉遊びなら漢字ナンクロやクロスワード。ほかにも間違い探し、迷路、ロジックパズルなど種類は豊富です。紙で解きたい人は印刷用ナンプレを用意したり、好きなタイプのパズル本を差し入れてもらったりすると、通信なしでじっくり遊べます。
お試しで遊べる6×6ミニナンプレも作りました。空欄に1〜6の数字を入れ、縦・横と太線で囲まれた2×3の枠に同じ数字が重ならないようにするパズルです。解答は問題画像の下から開けます。

ミニナンプレの答えを見る
1 4 3 │ 5 6 2 5 2 6 │ 1 3 4 ──────┼────── 3 5 2 │ 6 4 1 6 1 4 │ 3 2 5 ──────┼────── 4 3 5 │ 2 1 6 2 6 1 │ 4 5 3
ただし、解答を書き込むにはペンを持つ手と紙を支える場所が必要です。手が不自由な場合や寝たままで過ごしている場合は、紙よりもタッチ操作で解けるアプリの方が扱いやすいこともあります。逆に、アプリの広告や通知が苦手なら紙の問題集が合うでしょう。
公開体験談では、クロスワードの問題集に途中で飽きた人がいる一方、ナンプレのアプリを楽しんだ人もいました。遊びも人も異なるので、「紙だから飽きる」「アプリなら続く」とは言えません。気に入ったジャンルが見つかったら、問題集を用意するのも楽しみが増える方法です。
音楽・ラジオを聴く
音楽やラジオは、画面を見続けずに楽しめる方法です。聴き慣れたアルバムを1枚流したり、好きな番組を1つ選んだりすれば、何をするか考える負担も少なく始められます。
スマホを使わないなら、持込みが認められるラジオ受信機で好きな番組を一つ聴いてみましょう。スマホは使えるけれど画面を見続けたくない人なら、radikoで聴けるラジオ局を探す方法もあります。radikoはインターネット通信が必要で、無料で聴ける局などには地域・サービス上の条件があります。病棟の機器ルールを守り、イヤホンの音量にも配慮してください。
絵を描く・物語を作る・日記を楽しむ
物語を作る、絵を描く、短い漫画のネームを考える。作ること自体が好きな人なら、病室も趣味の時間になります。お気に入りのペンと小さなノートがあれば始められるし、絵を描くなら塗り絵やイラストも候補。
日記が趣味なら入院中の出来事を作品のように残すのも一案。退院後の旅行や外食を考えたい人は、後半の退院後にやりたいことを探すへ。
知恵の輪・ルービックキューブ
答えが分かりそうで分からない。知恵の輪やルービックキューブの面白さは、昨日できなかったことが今日できる瞬間です。色をそろえるキューブ、外し方を考える知恵の輪、組み替えパズルなど、好みで選べます。
手元にない場合は、Amazonで知恵の輪を探す、楽天市場でキューブ型パズルを探す方法があります。入院中の通販は病院の受け取り方法・持込みルールを先に確認してから。両手を使いにくい人にはスマホのパズルなど別の選択肢もあります。
入院中にWi-Fiがないときの暇つぶし|通信なしでも楽しむ方法
病院にWi-Fiがないなら、通信なしで今できる暇つぶしと、入院期間が長い場合の通信手段を分けて考えると選びやすくなります。動画やオンラインゲームをたっぷり楽しみたい人にはレンタルWi-Fiという選択肢もあります。まずは、今の環境でできる方法から紹介します。

道具が手元にあるなら、通信なしで楽しめる方法
すでに持っているものだけでも、こんな遊びがあります。
- 本・漫画・雑誌:読みたかった本、写真の多い雑誌、一話完結の漫画を読む。
- 紙のパズル:クロスワード、間違い探し、漢字ナンクロ、ナンプレ、迷路、ロジックパズルなど。ペンが使えれば通信不要。
- 頭の中で考える遊び:好きな曲のイントロを思い出す、過去の旅行を思い出して行きたい場所を選ぶ、しりとりや連想ゲームを一人で楽しむ。
- 手を使う道具:持ち込み可能なら知恵の輪、ルービックキューブ、折り紙、塗り絵など。
- 受信機があればラジオ:通常のラジオ放送を聴く。スマホのradikoとは違い、機器や受信環境によってインターネットを使わずに楽しめます。
例えば手元に本しかなければ読書、紙とペンがあるならクロスワード。持っている道具から選べば、通信や新しい契約を待たずに始められます。
スマホを使うなら「保存済み」と「これから保存」を分ける
病院にWi-Fiがなくても、スマホに保存してある作品やオフライン対応のゲームは楽しめます。一方、新しいアプリや作品をダウンロードするには、モバイル通信などが必要です。
- すでに端末へ保存した電子書籍・漫画:オフラインで閲覧できる設定なら、通信なしで続きを読めることがあります。
- ダウンロード済みの音楽・音声:対応するサービスや保存したファイルなら、通信を使わず聴ける場合があります。
- オフライン対応ゲーム:広告表示や認証に通信を必要としないゲームなら、遊べる場合があります。事前確認が確実。
- これから入れるアプリ:ダウンロードには通信が必要。スマホのモバイル通信が使える場合はデータ量を確認し、必要なものを選びます。
動画配信サービスのダウンロードは保存期限や再認証条件にも注意。例えばU-NEXTのダウンロード作品には視聴期限があります。長期入院なら「保存した作品が途中で見られなくなる可能性」まで考えておくと安心です。
入院前・一時帰宅中なら、オフラインで開けるか実際に試す
自宅などで通信できるうちに準備するなら、やり方は簡単です。
- 聴きたい作品・読みたい本・遊びたいゲームを保存する。
- Wi-Fiとモバイルデータ通信をオフにする。
- アプリを閉じてもう一度開き、作品の再生や続きからの再開を確かめる。
- 見られなかったものは保存方法・期限を確認し、別の候補も用意しておく。
Wi-Fiなしの生活が長く続きそうなら、レンタルWi-Fiや通信プランを比較する節も参考にしてください。短期か長期か、動画をどのくらい見るかで必要な通信手段は変わります。
入院中にスマホ・タブレットでできる暇つぶし
YouTubeもSNSも一通り見た。いつものゲームも飽きた。そんなときは、まだ遊んだことのないジャンルのゲーム、無料で探せる読み物、音声作品、バーチャル展示をのぞいてみませんか。スマホ一台でも、過ごし方は意外と広がります。
動画配信で映画・アニメ・ドラマを見る
好きな作品に浸りたいなら、映画・アニメ・ドラマがあります。長い映画を1本見るのがつらければ、20〜30分程度のアニメ1話や短い番組から選ぶのも手です。気に入った作品を少しずつ楽しめます。
僕もU-NEXTは、見たい作品が溜まったときに契約し直して使っています。『水曜日のダウンタウン』を見たり、付与ポイントでPPVやレンタル作品を購入したり。月額料金は高めですが、ポイントも活用できるので、僕にはそこまで割高に感じませんでした。
通常の月額プランは2,189円(税込)。初回対象の31日間無料トライアルがあり、終了後は自動的に有料へ移行します。
最新の特典やポイントの対象条件はU-NEXT公式案内で確認してください。
U-NEXTのダウンロード作品は、いつまでも完全オフラインで見られるわけではありません。 公式ヘルプによると視聴期限はダウンロード開始から最長48時間で、作品によって異なり、期限の更新には通信が必要です。Wi-Fiのない長期入院で大量に保存していく人は特に注意してください。
参考: U-NEXT公式ヘルプ(ダウンロード作品の視聴期限)
オーディオブックで本を「聴く」
「本を読みたいけれど、ページをめくるのがつらい」「画面をずっと見ていると疲れる」という人には、オーディオブックがあります。ナレーターが本を読み上げてくれるので、再生を始めたあとは画面を見続けずに楽しめます。

腕を骨折していた当時の僕なら、まず試してみたかった方法の一つです。本を支えなくても、気になっていた小説や実用書を耳から楽しめるのは魅力。寝たまま過ごす時間にも取り入れやすそうです。
AmazonのAudibleには、月880円のスタンダード(毎月1冊選んで会員期間中に聴く)と、月1,500円のプレミアム(対象作品を聴き放題)があります。対象の新規利用者には30日間の無料体験があり、終了後は自動更新されます。利用条件・キャンペーンはAudible公式サイトで確認してください。
スマホゲーム・パズルアプリ
いつものゲームに飽きたなら、ジャンルごと変えてみるのがおすすめ。5分で一区切りのパズル、ストーリーに没頭するRPG、育成・街づくり、カードゲーム、謎解き、リズムゲーム。入院が長いなら、途中保存しながら何日も続けられる作品も候補です。
何を入れるか迷ったら:今どんなゲームが人気か探せるApp Storeのゲームランキングや、Google Playのゲーム一覧から気になるジャンルを選べます。ランキングは入れ替わるので、現在の候補をその場で比較できるのが利点。
パズル好きなら:ナンプレ以外にもクロスワード、ロジックパズル、マッチ3、ブロックパズル、間違い探し、脱出・謎解きゲームなど。すぐWebで試すならSudoku.com、将棋が好きな人なら日本将棋連盟のまいにち詰将棋もあります。どちらもWeb版は通信できる状態でアクセスしてください。
ちょいメモ:「無料」を選ぶ際は広告の多さや中断・再開のしやすさも見どころ。検査や食事で急に中断しても困らないゲームは、入院中と相性がよいです。Wi-Fiがない人は保存・オフライン利用の確認方法も参考にどうぞ。
電子書籍・漫画アプリ
続きが気になる漫画や長編小説があれば、入院中の時間もあっという間。今読みたいものが決まっていなくても、ジャンルや作者から好きな作品を探せるサイトがあります。
青空文庫の総合インデックスなら、作者名や作品名から公開作品を探せます。最近のWeb小説が読みたいなら、「小説を読もう!」の短編一覧でジャンルを見ながら選ぶ方法も。好きな漫画アプリがある人は、一話完結や無料公開の作品を探すと入りやすいです。
読むときに端末を持つのが大変なら、スタンドで置く、文字サイズを変える、音声の読書に切り替えるなど、自分に合う形を選んでみてください。無料で読み物を探すなら、暇つぶし部の読み物まとめにも候補があります。
おもしろサイト・バーチャル博物館で遊ぶ
スマホで「何か面白いものないかな」と探しているなら、ネットでしかできない体験を選ぶのもおすすめ。買い物や会員登録をしなくても楽しめるサービスがあります。
国立科学博物館の「かはくVR」は、スマホから博物館の展示を3Dビューで見られるサービス。恐竜・自然史の展示を眺めたり、病室にいながら展示室を探検したりできます。専用VRゴーグルがなくても3Dビューで楽しめるのがうれしいところ。
Google Arts & Cultureなら世界の美術品や文化に触れられます。美術館に行くのが好きな人はもちろん、普段あまり興味がなかったジャンルを発掘するのも面白い。ネットショッピングを眺めるのが好きなら、退院後に欲しいものを比較する時間にするのも一案です。
ちょいメモ:バーチャル展示は「入院中は外出できない」という状況に合う、意外な暇つぶし候補。歩き回らずに好きな場所へ行けるのはネットならではです。
勉強・ブログ・クラウドワーキングなど
動けない時間を、以前から気になっていたことに使うのも面白い選択肢。語学、資格、動画講座、ブログ、イラスト制作など、ベッドの上から始められることはあります。「いつか始めよう」と思っていたことを試す時間にしてみるのもありです。
例えば語学なら音声中心の教材、ブログならスマホで下書き、資格の勉強なら短い解説動画や過去問。関心のあるテーマを検索して、無料で試せる教材から選ぶと始めやすいです。副業が気になるなら、サービスを契約する前に仕事内容や報酬の仕組みを調べるだけでも、次の判断につながります。
退院後にやりたいことを探す
退院したら行ってみたい店、食べたいご飯、出かけたい場所。Googleマップで気になる飲食店を探したり、旅行サイトでホテルや観光地を眺めたりするだけでも、立派な暇つぶしです。予定を確定させなくても、想像している時間が楽しいもの。
例えば「退院したら焼き肉を食べたい」と思ったら、気になっていたお店のメニューを見てみる。行きたかった街があるなら、写真を眺めたり、地図で歩くルートを想像したり。Googleマップを開けばすぐ始められます。
骨折・片手が使えないときの暇つぶし|経験者が今なら試したい方法
僕も昔、腕を骨折して約2週間入院しました。当時は本を読もうとしても、持ったりページをめくったりするだけで不便。「もっと早く知っていたら、暇な時間に試したかった」と思う方法があります。

骨折入院を経験した僕が、今なら試したい3つの方法
- 1. オーディオブック・ラジオ:本を持たずに物語や番組を楽しめる。横になっている時間にも選びやすい。聴く読書の詳細はこちら。
- 2. 端末を置いて見られる動画:操作を始めたら画面を持ち続けなくていい。見たかったドラマ、アニメ、短い番組などから選ぶ。
- 3. 片手で操作しやすいゲーム・読み物:画面を持たずにタップできるものや、文字を拡大できる電子書籍。アプリによって操作が違うので、気になる作品で試す。
当時の骨折経験を踏まえ、今なら真っ先に候補にする3つです。特に「遊び始めたあと持ち続けなくていいか」という視点は、手が不自由だった自分には重要だったと思います。
片手で遊びにくいときは、選ぶ順番を変える
例えば本が読みにくいなら、紙の本をどう持つかを頑張るより、耳で聴く作品に切り替える。スマホをずっと持てないなら、置いて楽しめる動画にする。知恵の輪や工作は、退院後の楽しみに回す。無理な工夫より、方法そのものを変えるほうが早い場合もあります。動画や音声は端末を置けるだけでなく、ロック解除・再生開始・停止まで片手でできるかも確認しておきたいところ。家族が帰った後でも自分で操作できるかが重要です。
体験談を調べても、「操作できない」「疲れて作品を楽しめない」「病室に置き場所がない」は別の困りごとでした。詳しくは後半の入院経験者の声の分析で紹介します。
入院中の男性におすすめな暇つぶし方法
「入院中の男性向け」で探している人には、ゲームに没頭する、頭を使う遊びを楽しむ、好きな趣味を深掘りするという選び方があります。男性ならこれ、という固定の趣味ではなく、遊び方から選ぶのがおすすめ。スマホを使わない候補もこちらにまとめています。
携帯ゲーム・積みゲーを進める
途中で止まっていたRPG、育成ゲーム、シミュレーションゲーム。病室で長めに遊べるなら、普段は時間がなくて進められなかった作品を再開するチャンス。コントローラーを扱えるか、持込みや充電ができるかだけ先に確認しましょう。
将棋・囲碁・チェスなど頭脳ゲーム
勝負の読み合いが好きなら将棋、囲碁、チェス、カードゲームの戦略を考える時間も面白い。盤を置きにくい病室では日本将棋連盟の詰将棋のように、一つの問題を考える遊びも候補です。ネット不要の紙問題集や、Webで対局できるサービスなど、通信と手の状態で選んでください。
プラモデル・模型・コレクションを楽しむ
プラモデル好きなら、作りかけのキットを少しずつ進める方法も。ただし工具・接着剤・細かな部品を広げる工作は病室のルールと作業スペース次第です。組み立てが難しいときは、完成作品の写真や次に作りたいキットを探すだけでも模型趣味の時間になります。
スポーツ・歴史・乗り物など好きな趣味を深掘り
試合の名場面を見返す、好きな選手の記録を調べる、歴史上の人物を追う、車や鉄道の仕組みを調べる。ひとつの趣味から次々に気になることが見つかるのは、ネットならでは。かはくVRで恐竜や博物館展示を見に行くのも、普段と違う発見がある方法です。
入院中の女性におすすめな暇つぶし方法
「入院中の女性向け」で探している人には、好きな作品を楽しむ、手を動かす趣味に没頭する、興味のあるものを探す方法があります。もちろんどれも性別を問わず楽しめるもの。自分の好みと病室で使える道具に合わせて選んでください。
クロスステッチ・刺繍を楽しむ
刺繍やクロスステッチが好きなら、小さな図案を少しずつ仕上げる時間に。前から使っている道具なら続きから始めやすいし、完成すると達成感もあります。病室に針・ハサミを持ち込めるかは確認してください。
塗り絵や制作を楽しめた人がいる一方、刃物の持込みや持ち帰りを考えて、ペーパークラフトとプラモデルを見送った人もいます。好きな趣味でも、病室で使える道具や作業スペースがあるかによって楽しみ方が変わります。
塗り絵・イラスト・ペーパークラフト
色を塗るのが好きなら、塗り絵やスケッチから。紙を折って遊ぶ折り紙ならカッターを使わずに済む作品もあります。細かなペーパークラフトは作業台や刃物が必要になることがあるので、病棟の条件に合うものから選んでみてください。
好きな動物や作品の動画・写真を楽しむ
かわいい動物の動画を見たり、好きなアーティストや作品の過去の映像を見返したり。今まで追えていなかった作品にまとめて触れるのも楽しい時間です。短い動画が好きなら公式チャンネル、じっくり楽しみたいなら動画配信サービスなど、気分に合わせて選べます。
退院後のカフェ・旅行・買い物を楽しみに探す
いつか行きたかったカフェ、旅行先、洋服やインテリア。退院後の楽しみを探すのも一つの方法です。好きな店や観光地の写真を眺める、行きたい場所の地図を見るだけでも楽しい。詳しい始め方は退院後にやりたいことを探すにまとめました。
長期入院で動画もゲームも飽きたら、方法を切り替える
長い入院では、好きなゲームや動画でも飽きる場合があります。実際に公開された体験談にも、動画・読書・ゲームを試したのに疲れてしまった、ひとつのパズルが続かなかった、といった声がありました。
「見る・聴く・考える・作る」を分けておく
毎日同じものを続けるより、違う種類の選択肢を2〜3個用意しておくと、気分に合わせて選び直せます。
例えば、元気がある時間はゲームやパズル、目を休めたい時間は音声、何もする気が出ない日は休むという使い分けです。
用意したものを使わない日があってもよい
入院経験者の投稿を読むと、前もって持ち込んだ本や工作用品を結局ほとんど使わなかった例もあります。準備したものを消化することが目的ではありません。
気分も体調も毎日同じではないので、無理なく選べるものを残しておけば十分です。
高齢者が入院中に楽しめる暇つぶしと家族の準備
高齢者の入院では、普段使い慣れている道具や、家族の手助けが重要になることがあります。ただし、年齢だけで操作できるかどうかは決まりません。本人の好みや見え方、聞こえ方、手の使いやすさを確認しましょう。
普段から慣れている楽しみを優先する
昔から読んでいる雑誌、音楽、ラジオ、新聞、短いパズルなど、慣れたものから考えると選びやすくなります。見づらい文字、重い本、小さい画面は負担になる場合があるため、本人に確認してから準備してください。
家族は「渡して終わり」にしない
家族がタブレットを用意するなら、好きな曲や動画を一つだけ再生できる状態にして、一緒に操作してみると使いやすさを確かめられます。電源の入れ方、音量調整、再生・停止、充電も本人と確認しましょう。契約や設定が済んでいても、操作できなければ暇つぶしにはなりません。
病棟で家族の訪問や機器利用に制限がある場合は、病院の案内を優先しましょう。
入院経験者の声から分かった「使えなかった理由と、使うための工夫」
今回は、公開されている入院経験者22人分の投稿を調べて整理しました。これは暇つぶし部が入院患者へ実施したアンケートではなく、ネット上の公開体験談を読んだ二次調査です。投稿者の年齢・入院期間・体調などに偏りがあり、入院患者全体の割合を示すものではありません。
読んでみると、使えなかった理由だけでなく、条件を工夫して使えた例や、代わりに楽しめた方法も見つかりました。以下は一部の具体例で、22人全員に当てはまる傾向ではありません。
用意した漫画や本が読めなかった
腕を固定していた人は、術後に漫画やスマホを見る元気がなく、持参した漫画がほとんど出番のなかったことを記しています。僕自身は腕の骨折で本の持ち方に困りましたが、本を持てないことと、読む気力が出ないことは別の問題です。体調が落ち着いたら短い作品から試し、つらければ休む選択肢もあります。
出典例:公開体験談(本人の申告) 腕を固定した人の入院体験談(note)
Wi-Fiがなく、保存した作品にも期限があった
Wi-Fiのない病院に入院した人は、事前保存した動画の視聴期限が短いことに気づき、期限が切れる前に視聴できたと記しています。保存した作品もいつまでも見られるわけではないので、入院前に視聴期限と更新方法を確認しておきましょう。
出典例:公開体験談(本人の申告) Wi-Fiなしの入院体験談(note)
テーブルがなく、端末の置き方を工夫した
ベッド上のテーブルがなかった人は、端末の置き方を工夫してスマホやタブレットを使っていました。また、電源位置がよく、延長コードは不要だったそうです。一方、別の入院経験者は延長用のケーブルを役立てていました。必要な道具は病室の配置によって逆になるので、購入前に机・電源・手の届く場所を確認するのがおすすめです。柵への固定などは病棟の許可を優先してください。
出典例:公開体験談(本人の申告) 病室の設置環境に関する体験談(note)
動画やゲームも、疲れてできない日がある
普段好きだったゲーム・読書・アニメを楽しみにくくなった人が、一方で別ジャンルの恋愛リアリティ番組は見られたと記しています。同じ「動画」でも、今の気分に合う内容が変わることがあります。いろいろ試してもつらい日は、無理に暇を埋めず休みましょう。
出典例:公開体験談(本人の申告) 普段の娯楽が難しく、別の番組が合った体験談(note)
入院中の暇つぶしに役立つグッズと通信環境
買う前に確認したいのは、持っていないものより、今あるものが病院で使えるかです。道具は多ければよいわけではありません。手が不自由だったり、病室が狭かったりすると、片づけや充電が負担になる場合もあります。

スマホ・タブレットと充電器
普段から使い慣れている端末があれば、動画・音声・ゲーム・読書に利用できます。充電器とケーブル、端末を置ける場所を確認しましょう。ただし電源利用や持込みは病院のルールに従ってください。
イヤホン・ヘッドホン
大部屋では周囲への音漏れに配慮が必要です。自分の端末に接続できる種類か、装着したまま長時間過ごして負担がないかを確認しましょう。聞こえ方に不便がある場合は本人の使いやすさを優先します。
スマホスタンド・本を支える小物
本や端末を持ち続けるのがつらい場合、置き方を工夫すると使えることがあります。ただし、柵への固定や私物の設置が可能かどうかは病棟によって異なります。まず手元の枕や机などで、安全に置けるか確認してください。
Wi-Fi環境・レンタルWi-Fi
動画やオンラインゲームを長く楽しみたい人には、レンタルWi-Fiを利用する方法もあります。病院のWi-Fi、自分のスマホ契約、レンタルの料金を比べて、自分の入院期間に合う方法を選ぶのがよさそうです。
①病院Wi-Fiの有無と利用条件 → ②手持ちのスマホ契約の残量や追加データ料金 → ③必要な期間のレンタルWi-Fi総額の順に考えましょう。動画を入院前に保存して済むなら新しい契約は不要です。病院や病棟によってネット環境・端末利用のルールは異なります。
それでも通信量が不足しそうなら、追加データ購入と短期レンタルWi-Fiの必要日数分の総額を比較します。レンタルは本体料金だけでなく、送料、受取り・返却、容量制限も含めてください。ルーターを借りれば病室で必ず電波が入る、とは限りません。
病室で楽しむために確認したいこと
入院中は治療と休養が優先です。暇つぶしをする前に、病院・病棟のルールを確認してください。
- スマホ・通信機器・充電器・イヤホンの使用や持込みは病院の案内に従う。
- 大部屋では音漏れ、会話や通話、画面の明るさに配慮する。
- 針、カッター、接着剤などを使う工作や手芸は、持込み・使用可否を先に確認する。
- 体調が悪いとき、目や手がつらいときは無理をしない。
- ストレッチや院内の散歩など身体を動かすことは、自己判断ですすめず医師・看護師などの指示を優先する。
- 動画や音声の有料サービスは、無料体験の対象、期間、解約・自動更新条件を確認する。
まとめ|「一番人気」より、今できる方法を選ぼう
「いつもの暇つぶしに飽きた」ときこそ、別ジャンルを探すチャンス。普段触れないパズル、読み物、音声作品、バーチャル博物館など、入院中でも試せるものはたくさんあります。
通信できるなら、ゲームランキングや無料の読み物一覧で気になるものを発見するところから。スマホに飽きた人は、スマホ以外や通信なしの候補を試してみてください。ほかにも遊びを探したくなったら、一人で家でできる暇つぶし50個もどうぞ。
僕も腕を骨折して入院したとき、普段は簡単な読書さえ不便でした。当時知っていたら試したかった方法も、今ならいろいろあります。これからも実際の体験や読者の声をもとに、使える選択肢を増やしていきたいです。
入院経験者の方へ|実際に役立った暇つぶしを教えてください
今まさに入院中の方、過去に入院したことがある方へ。どんな暇つぶしをしていましたか?「役に立った」「用意したけれど使えなかった」「こう工夫するとできた」など、短い感想でも歓迎です。
よければ記事下のコメント欄で、実際に試した方法と、良かった点・困った点を教えてください。いただいた声は確認したうえで、ほかの入院中の読者に役立つ形で記事の改善に活用する場合があります。
コメントはサイト上で公開される場合があるため、病院名・病室番号・氏名など個人が特定される情報は書かないでください。いただいた体験を記事内で個別に引用・紹介する際は、事前に掲載可否を確認し、個人が特定されない形にします。











