何年前かネットで流行した5億年ボタンを考察します!
- 結局押すのか押さないほうがいいのか?
- 何故面白くも怖い話としてウケるのか?
- もしかして現実にも・・・?
などなど。
引き込まれてしまう哲学的な作品についてあれこれ考えてみて勝手に楽しみたいと思います。
最後に5億年ボタンに惹かれた人なら楽しめるであろう似たような怖い話の作品も紹介します!
ゆっくりみていってください!
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5億年ボタンとは?
まず5億年ボタンのあらすじ説明と原作者紹介だけささっとしておきます。
原作者は菅原そうたという方で、5億年ボタンは週間SPAで書いた漫画【みんなのトニオちゃん】の中の話だそうです。
5億年ボタンの続編というわけではないですが、みんなのトニオちゃんには同じキャラが登場する別のCG漫画も掲載されています。
その哲学的で考えさせる内容はネットで話題になり、【ボタンを押す派】と【押さない派】で議論が盛り上がったことも。
個人的にも時間が経てばふとまた見返したくなってしまう不思議な作品です。
あらすじをものすごく簡単に自己流でまとめると
登場人物【トニオ・スネ朗・ジャイ太】
スネ朗&ジャイ太「金ねぇわ!トニオ・・・なんかいいアルバイト知らねぇか?」
トニオ「ボタン押すだけで100万円の仕事あるで!」
スネ朗&ジャイ太「すげー!」
トニオ「ただボタン押した瞬間何もない空間で5億年生きることになるで!」
トニオ「でも5億年終わった瞬間、記憶も体も全てリセットされて本人には一瞬で100万円が手に入る感覚だよ!」
スネ朗&ジャイ太「100万円が一瞬だろう!?やるやる!」
・・・ボタンぽち。
~何もない空間での5億年スタート~
何もない空間で1人で苦痛や後悔、妄想、悟りを経て過ごす
~5億年終了~
ガガッ
スネ朗&ジャイ太「うわ!本当に100万円出てきた!」
スネ朗&ジャイ太「一瞬で超ラクじゃん!もう一回やろ!」
~以下5億年繰り返し~
と、こんな感じの結末になる物語です。
もっと詳しく知りたい人はYouTubeで本編動画がありましたので見てみてください。
5億年ボタン考察
5億年ボタンで一番議論になる「押すのか」「押さないのか」についての考察です。
色々出ている意見を参考にしながら結局どっちがいいのか自分なりの答えを出してみます!
まぁこれを言ったら身も蓋もないですが、漫画のことなのであんまり真剣に考えず「自分だったらどうするかなぁ?」と軽い気持ちで楽しんでいってくださいね。
まずアルバイトとしてどうなの?
個人的にはここが押したいか押したくないか分かれる重要な所だと思っています。
- 5億年で100万円
- 1秒で100万円
このどちらと考えるかでお得感が真逆になりますよね。
一瞬で100万円もらえるバイトだという認識の人には秒給100万円。
5億年経験してたった100万円だという人には時給一円以下。(というか500年で1円)
押す派は【記憶が消えるなら結局自分には関係ない】という認識。
押さない派は【記憶が消えるとしても自分が経験すること】という認識。
どっちで考えるか難しいところです。
では次は色々な意見でメリットデメリットをみていきましょう!
押す派の意見
押す派は圧倒的少数派ですが、意見をざっくりまとめるとこんな感じです。
「忘れるんだからなかったことと同じ」
「あんな状況だったら嘘だと思ってとりあえず押す。逆に信じて押さない方が不自然」
「押す前と押した後で自分に全く変化がないのであれば5億年経験するのは自分とはいえないから」
などですね。
まぁやっぱり忘れるから関係ないってことでしょうか。
押す派の人は怖くないんですかね?自分には真似できなそうです。
押さない派の意見
次は押さない派の意見をみていきましょう!
「単純に5億年とか怖い」
「100万円もらえるとしても結局時間を経験するのは自分だから」
「何もない状況でずっとは無理」
こんな感じでただ単純に怖すぎてリスク回避や忘れるとしても結局自分だからってことですね。
歯を石みたいに使って文字を書くくらいしか暇つぶしがない空間にいくのは怖すぎなので分かる気もします。
現実が既に5億年ボタン?
5億年ボタンが既に自分の今居る世界だという面白いコメントを発見しました。
生きているこの今がボタンを押した後の世界で、寿命と共に元の世界に戻るという考え方です。
もしそうならこの世界にいる自分の経験は今だけのもので元の世界には今の自分の記憶は受け継がれないということ。
なんかそれって生まれ変わりみたいで面白いですね!
もしかして実在しているのかも・・・?
どっちにしろ個人的には怖くて押さない派ですが。
なんで議論が分かれるほど興味を持つのか?
このCG漫画が面白い理由として【深く考えさせられる】からだと思うんです。
- 「自分だったら押すかなぁ?」
- 「あの空間はいったい何なんだ?」
- 「押す前と押した後では同一人物といえるのか?」
- 「もしかして今の世界も・・・」
などなど。
深く考えた結論は他人に伝えてみたくなりますし、理解してほしくもなります。
だから議論が盛り上がっていくんじゃないでしょうか。
個人的には押す押さないの結論どうこうよりこうやって自分で深く考えてみるという行為が楽しいです。
こういうミステリー的?哲学的?な気分になったので5億年ボタンに似た類似作品も見たくなってしまいました。
同じ気分になった人のために探した似たような作品も紹介しますのでチェックしてみてください!
5億年ボタンみたいな似た話の怖い作品探してみた!
「5億年ボタン面白かったし何か似た話の作品ないかんなぁ?」
と考えて類似作品を探してみました。
ちょっと面白い似た話や怖くて考えさせられるような作品までありますので暇つぶしにどうぞ!
2chss
5億年ボタンを他のアニメキャラがやったらどうなるのか?
ドラゴンボールの悟空やベジータ、ナルト、シュタゲ、まどマギ、コナンなどの有名アニメとコラボした二次創作があります。
誰が書いたか分からない二次創作の派生作品でも意外と楽しめます。
ふざけつつも多少の怖さを残している2chssの面白い話は暇つぶしにどうぞ!
(↑こちらは外部リンクになります)
世にも奇妙な物語
5億年ボタンに近い話として真っ先に思いついたのが【世にも奇妙な物語】です。
同じくミステリアスで心理的だったり、哲学的だったりという設定の話が多くて少し怖い番組。
有名な番組ですが、中でも近い内容の作品がありましたのご紹介します。
タイトル名は【懲役30日】です。
ネタバレをしないように説明すると【人間の時間の感じ方】という共通点が5億年ボタンを連想させる怖い内容となっています。
今のテレビだと放送してもいいのか微妙なくらい過激さもあって面白いのでチェックしてみてください。
週間ストーリーランド
週間ストーリーランドは昔テレビで放送されていたテレビアニメ番組です。
今では放送が難しいような怖い内容を毎週放送していて雰囲気のヤバさは5億年ボタン以上。
どの作品が似ているというわけではないですが、どの作品もダークな都市伝説的な雰囲気があります。
少し怖い作品を探しているというのであれば【週間ストーリーランド】おすすめです!
ただ絵が怖い雰囲気もある作品なので苦手という人もいます。
火の鳥
日本人なら誰もが名前くらいは聞いたことがある手塚治虫先生の代表作漫画です。
【考えさせられる漫画】という意味では共通するところもあります。
哲学的であり、色々なテーマがあり、人によって感じることが違う。
具体的な内容は違えど5億年ボタンに興味を持った【考えることに浸りたい人】には絶対おすすめの作品になっています!
ある漫画
ちょっとタイトルが微妙なので作品名は書けないのですが似た内容の作品があります。
漫画の長さ自体はすごく短いので暇があれば読んでみてください。
シュールな絵とちょっと怖い内容が5億年ボタンに似ている漫画です。
オモコロというサイトに載っているものですのでどうぞ!
(↑こちらは外部リンクでオモコロのサイトになります)
下校時刻の哲学的ゾンビ
同じくオモコロで読める【下校時刻の哲学的ゾンビ】もある意味おもしろい漫画です。
というか最初一回読んだだけでは意味が分かりにくいかもしれません。
読み返して意味が分かると怖すぎるという楽しみがあるのでぜひ読んでみてください。
絵自体はそんなに怖いものでもないのでおすすめです!
(↑こちらは外部リンクでオモコロのサイトになります)
シュタインズゲート
5億年ボタンと似ているような気もする?作品の一つにシュタインズゲート(シュタゲ)があります。
シュタゲは想定科学アドベンチャーというジャンルでゲームやアニメにもなっているヒット作品です。
物語は主人公がタイムリープを繰り返して現実に抗うというストーリー。
記憶だけタイムリープした主人公はある意味ボタンを押したジャイ太やスネ朗と同じ状態といえます。
海外の反応もアニメ好きにはウケている作品ですし、単純におもしろいので視聴を超おすすめします!
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まとめ
一応最後に5億年ボタンに似ている作品をまとめておきます。
- 2chss
- 世にも奇妙な物語(懲役30日)
- 週間ストーリーランド
- 火の鳥
- ある漫画(詳しくは上記しています)
- 下校時刻の哲学的ゾンビ
- シュタインズゲート
暇つぶしに面白くてちょうどいいのでぜひ見てみてくださいね。
他にも探している方はこちらで色々暇つぶし方法を紹介しているのでどうぞ!
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