那須川天心と武尊の試合が今後実現するか本気で考えてみた

キックボクシングファンが今一番望んでいる那須川天心(なすかわてんしん)と武尊(たける)の試合が何故実現されないのか?

二人の因縁、格闘技関係者の発言、K-1サイドと天心の関係、天心と武尊の比較と方向性。

知り得る【武尊vs那須川天心の全て】を考慮した上で【今後二人が試合をすることがあるのか?】を考えてみたいと思います。

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那須川天心と武尊の因縁

まずは二人について、何故キックボクシングファンや有名人までも含めた人達が関心を持つ試合になったのか?

経緯と因縁について紹介します。

経緯と因縁

始まりは那須川天心(RISE、KNOCK OUT、BLADE、RIZIN)の試合後マイクアピールからでした。

「全試合KO勝ちで優勝すると言ってしまったので、その公約を果たせてよかった」

「55kgでやりたい選手が一人います。K-1の武尊選手ですが、かかってこいやって感じです。全試合KOなので僕の方が上だと思っています」

出典:eFight【BLADE】16歳・那須川天心が全試合KOで完全優勝、K-1王者に宣戦布告 2015/08/01

このように那須川天心は武尊との対戦を熱望しており、その勝敗にも絶対の自信を持っていて挑戦状を叩きつけました。

K-1とRISEは微妙な関係で、K-1でいうところのkrushや中国武風林みたいに選手を貸し借りできる団体というわけではありません。

そんな中で今回の騒動のポイントになるのは【那須川天心・武尊・K-1・RISEそれぞれの思惑】だと思います。

それぞれの思惑を簡単にまとめると

  • 天心:戦って日本人最強を決めたい
  • 武尊:K-1で専属契約してK-1にくるならやる
  • RISE運営サイド:専属契約じゃなくて単発か複数契約なら認める
  • K-1運営サイド:専属契約以外認めない

となります。

そんなそれぞれの思惑がある中で天心の発言があり、krushの会見時に記者からの質問を受けてK-1の宮田プロデューサーと武尊からも回答がありました。

「僕はK-1では運営の立場ですけど、試合が決まってからが僕の仕事なので、決まっていないものについて申し上げることはないです。他の選手の試合と一緒で、契約があってからの発言だと思うので、申し上げることは今日は無いかなというところです」

出典:BoutReview武尊、58kg王座返上。那須川天心戦は「K-1で組まれるならいつでもやる」2015-08-05

K-1サイドとしてはやはり【専属契約】にこだわる姿勢が伝わります。

現在ならまだしも、この時点では武尊のほうが知名度もだいぶ上でしたし、K-1チャンピオンである武尊が他団体の選手とやるメリットがなかったのです。

勝っても既に知名度があるK-1には大きなメリットがなかったし、もし負けたら「K-1チャンピオンが他団体の選手に負けた」という事実が残ってしまいます。

仮に天心がK-1で専属契約をしたのであれば、ライバル関係として今後もK-1が盛り上がるという考えは当然あったでしょう。

続いて同日に武尊のコメントもありました。

「人伝で聞いたんですけど、正直、僕がK-1の世界チャンピオンになった時から、世界中からK-1のチャンピオンの武尊を倒したいという声がたくさん来ているんで、その中の一人としか見てないんですけど、K-1で試合が組まれるならいつでもやってやるし、僕が世界一強いと自負しているんで、負けることはなくて、やるとなっても必ず倒す自信があります。」

出典:BoutReview武尊、58kg王座返上。那須川天心戦は「K-1で組まれるならいつでもやる」2015-08-05

これまでの発言を踏まえると、武尊K-1を盛り上げたいという考えが強いです。

K-1ルールで今までやってきたし、俺はK-1のチャンピオンだから戦いたいなら戦いたい奴がこっちにこいというスタンスですね。

ここまでが天心vs武尊論争が盛り上がるようになったスタート地点だと思います。

経緯と因縁まとめ

もう少し噛み砕いて分かりやすく表現してみましょう。

(※分かりやすく表現したものであり、実際の発言ではありません)

天心「武尊より俺のほうが強い自信がある!武尊さん日本人最強決めましょう!」

RISE「別にうちはニュートラルな立場だから1試合ならK-1でもRIZINでも天心貸すよ!武尊とやって天心の知名度上がるメリットでかいし」

武尊「やりたいならK-1こいよ。K-1契約だったらいつでもやってやる」

武尊「こっちとしては舞台変えてまでできない。俺はK-1の契約あるし。」

天心「本当に強いのがどっちか決めたい。じゃあK-1の舞台でやってやってもいいよ!」

K-1「やるなら専属契約じゃないと認めないよ。だってこちのメリット少ないじゃん?当然でしょ」

RISE「それはあかん。専属契約とか言われたら次はこっちにメリットないやん。」

天心「俺としてもK-1専属契約はできない。単発試合だったら行きたいけどなぁ」

ここまでが上記したスタート地点

ここから続き

年末格闘技RIZIN「ウチは基本的に総合格闘技の舞台だけど立ち技もやるで!天心と武尊がやってくれるなら視聴率とれそうだし中立の立場から後押ししたろ!」

K-1「・・・(もう黙っとこ)」

天心(ツイッター)「K-1の試合会場で武尊と拳合わせて対戦約束したで!」

武尊「ん?試合終わった後の興奮したファンだと思ってタッチしただけなんだが・・・。まぁライジンで組まれればやるよ」

K-1「(しつこいなぁ・・・)SNSじゃなくて団体通して言えよ!」

RIZIN「皆すまんかった。無理やったわ。でもまだ諦めんから追ってくで!」

天心「もういいや。戦いたいという興味はあるけどそこまでせんでもこっちはこっちで最強目指そう!」

というような状況がこれまでの流れです。

追記:2017年の大晦日RIZINにて天心による再度対戦要求がありました。天心はファンが観たいカードを重要視しているようですね。

この間に多くの有名人とファンの声や批判が相次いでどんどん大きな問題となっていきました。

次は魔裟斗など有名人の発言についても紹介していきましょう。

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有名人やファンの反応

この那須川天心vs武尊については本人や団体サイド以外にも大きな反響があります。

格闘技界の有名人からファンの間まで様々な声が出ていて、注目されているということが分かりますね。

魔裟斗の天心発言

間違いなくK-1サイドの立場にある魔裟斗から衝撃の発言が出ました。

武尊がK-1の大会でブバイサパスハエフ選手をKOに仕留めたその試合で解説を務めていた魔裟斗。

そこでポロッと出した一言はファンの大きな反響を呼びました。

「天心との試合が見たい。武尊にはライバルが必要」

という内容です。

「おい!ついに魔裟斗が天心について喋ったぞ!」

「K-1サイドからこういう発言が出るならもうやるでしょ!」

魔裟斗の発言を機に一気に盛り上がるアベマTV放送のコメント欄でしたが、これは実はK-1サイドの思惑に反した意見でした。

K-1サイドはオフィシャルサイトで上げる大会後の試合動画から魔裟斗のコメントを削除。

「魔裟斗の天心発言あり」の状態でアップしたあとにわざわざ削除して「魔裟斗の天心発言なし」の動画を上げました。

これが二人の試合を見たいファンからの大きな反感を買ってしまうという結果に繋がったのです。

ちなみにこの発言の後の大会になりますが、解説に座っていた魔裟斗が武尊と天心については語ることはありませんでした。

武尊が勝利した後のコメントでも実況と解説の中村拓己が天心戦を匂わす発言をしていましたが、魔裟斗は何も喋りませんでした。

これはK-1サイドからの口止めがあったと考えるのが普通でしょう。

佐藤嘉洋

旧K-1では魔裟斗に次ぐ日本人選手として盛り上げてくれた佐藤嘉洋の天心発言です。

佐藤氏本人も旧K-1時代に魔裟斗と日本人対決をしたかったという思いがあり、世界タイトルすら持っていた全日本キックから出て行ってK-1で対戦を実現させています。

そんな似たような環境にいた佐藤嘉洋の視点でのコメントがこちらです。

新生K-1が長期的な視野に立って専属契約を重んじている関係上、K-1に上がるしかない

出典:佐藤嘉洋オフィシャルブログ 武尊と那須川天心についての私見 2016-07-14

このコメントが近い境遇だった佐藤嘉洋の答えでした。

ところが、同ブログ内で書かれているように、天心の武尊戦熱は佐藤嘉洋が魔裟斗戦を熱望したほどではないということが関係者から明らかになったようで上記のコメントを訂正しました。

この内容から佐藤氏の意見としては「本当にどうしてもやりたいなら熱望するほうがくるのが当たり前」ということなんじゃないかと思います。

今後のどうしたら試合が実現するのかについて

武尊vs那須川天心も、もっともっと外野から盛り上がったらいいんじゃないですかね。
タダで観る人ではなく、チケットを買って観る!という人が1万人以上に膨れ上がったらいい。

出典:佐藤嘉洋オフィシャルブログ 武尊と那須川天心についての私見 2016-07-14

ともコメントしています。

ファンの熱が格闘技を動かすという意見ですね。

高田延彦の天心武尊発言

RIZIN統括本部長として活動する高田延彦氏からも天心vs武尊についてツイッターで発言がありました。

「キック界の二人のスーパースター武尊VS天心は今しかない!格闘技に携わる人間としてこんなスーパーファイトをイタズラに時間を費やし鮮度を劣化し、戦う側のモチを壊し、大人の事情で見る側に絶望感を抱かせる大罪はあってはならぬと思う、なんのためにこの仕事をしてるのか原点に帰りましょう!奇跡」

出典:スポーツ報知 高田延彦、K―1選手とのマッチメイク発言を謝罪「以後、一切発信せず封印」 2017年9月1日14時11分

この発言はファンの力を借りてK-1サイドが動くことを期待したツイートだと思います。

RIZINとしてもこのカードは視聴率的に黄金のカードになるのです。

確かに多数のメディアに出始めている武尊の地位とRIZINで知名度の上がってきた天心が試合をするにはちょうどいい時期かもしれません。

ファン目線で見ても魔裟斗と五味戦などのようにピークを過ぎてからでは遅い夢のカードです。

試合を見たいファンからすれば高田のツイートに便乗しない手はありませんが、この方法がK-1サイドを怒らせてしまいました。

どうやらK-1サイドからの注意が入ったようで高田氏はこのツイートを謝罪して削除しています。

また、今後もこの件には一切発信しないことを発表しました。

この一件がさらに試合を見たいファンの怒りに油を注いで、キックファンの間ではK-1サイドが「逃げている」との批判が大きくなっていきます

中村拓己(なかむらたくみ)

K-1・krushで解説などを担当している格闘技フリーライターの人です。

この人はK-1やkrushで仕事をもらっていることもあり、今は完全なK-1サイドの人と言ってもいいかと思います。

そして、K-1のフェザー級タイトルマッチで武尊が中国のワンジュングアン相手に判定勝利を飾った後の中村の発言で天心戦を匂わす内容がありました。

実況「(武尊は)世界の賞金首になっているわけですから、どんな強豪がくるのか?」

中村拓己「まぁ武尊選手と戦いたかったらK-1に出ればいいんじゃないですか?(笑)」

実況「ハハ、そうですね」

魔裟斗「・・・(無言)」

【武尊】という言葉と【K-1へ出ればいい】と言っている内容や【最近の注目度】から考えると、この発言は天心サイドに向けて言ったことだろうというのは容易に想像できます。

K-1サイドは公で天心戦についてしっかりとした説明をファンにしていないこともあり、さらにファンの怒りが増すことになってしまいました。

K-1と武尊は逃げているのか?

あまりにも最近ファンから「K-1と武尊は逃げている」というコメントが多いです。

確かに試合が見たいファン目線で見れば完全にK-1サイドが逃げていてつまらないと感じるでしょう。

天心も有名になってきて以前ほどK-1サイドにメリットがないとも思えない。

ということでK-1サイドがやりたくない理由を個人的に考えてみました。

K-1側のデメリット

【経緯と因縁】の所でも書いたように少なからずK-1サイドにデメリットはあります。

しかし、それは天心が地上波にも出ていない今ほど有名ではない段階の話です。それも踏まえて現在ではK-1サイドが天心との対戦を許可しない理由を考えて挙げてみます。

  • 新生K-1の顔にもなってきた武尊が負ける可能性

K-1という団体のトップが他団体の選手に負けるということは団体そのもののレベルが低くみられます。

さらに今新生K-1で武尊ほどテレビ番組やインターネット番組などのメディアでK-1を広める広告塔になってくれている選手はいません。

今のK-1にとって広告塔としての武尊の価値というのは皆さんが「武尊が戦って負けるくらいで・・・」と考えるよりはるかに高いでしょう。

その広告塔の価値を一気に落とす可能性がある試合を組むのはリスクが高すぎるのも分かります。

  • 専属契約じゃないと得が少ない

何故K-1は専属契約に拘るのか?

専属契約をすれば利益は全てK-1内で流れます。

悪い言い方をすれば「どっちが勝っても負けてもいい」という状態を作ることができるからです。

広告塔は勝った方が注目を浴びてK-1を宣伝してくれるし、K-1選手同士であれば団体のレベルを比べられることもありません。

  • RISEとの不仲

RISEとK-1の関係は少し複雑です。

実は昔は旧K-1の2軍的な役割を果たしていたのがRISEです。

RISEで優勝した人がK-1の日本トーナメントへの出場が認められるなど、それくらいの仲良しでした。

皆さん知っての通り、そこから旧K-1は未払いなどの問題を抱えたまま落ちていきましたよね。

その時RISEは自主興行をやっていてK-1ファンもちょっとそっちに乗り換えしたりもあったと思います。

ファンを奪ったという言い方は語弊があるかもしれませんが、まぁ簡単に言うと仲良しから絶交したみたいな関係です。

  • RISEに超される可能性

旧K-1とプライドなどのようにキックと総合格闘技ならまだしも、RISEとK-1は同じ国内のキックボクシングの興業を行っています。

ひいき目ナシで言ってしまえば確実にK-1のほうが興業として成功していますし、今も成長中です。

他で活躍中の那須川天心(RISE、KNOCK OUT、BLADEなど)と武尊が対戦するだけで他団体の宣伝になってしまいます。

これで天心が勝てばK-1の名折れと共に他団体の広告をしてあげただけになってしまうと考えるのもおかしくはありません。

  • 新生K-1を育てている段階

そして新生K-1は今現在進行形でどんどん成長しています。

階級も増やした、集客もできている、会場もさいたまスーパーアリーナなど大きな会場を使えるようになった、大会開催も増やしている。

こんな絶賛成長中の新生K-1が成長を止めるリスクを取りたくないのは当然かもしれません。

ましてやその成長を中心で支えた選手を使うのは無理なんでしょうね。

K-1のメリット

もちろんK-1サイドにも試合をすることのメリットはあります。

武尊が有名になった那須川天心と戦って勝つことで、広告塔としてもグッと価値が上がります。

他団体との差を見せつけることもできるかもしれません。

ファンもK-1を見直してくれると思います。

ただこれらのメリットを踏まえた上であなたが自分の生活や社員の生活を背負ったK-1プロデューサーだったらどうする?という視点で考えてみてください

  • 何年もかけてじっくりK-1を復活させてきて順調に成長中
  • その中心選手をデメリットが大きい状態で戦わせる
  • 戦いたい相手がK-1にくれば戦わせられるし、育てたK-1がより伸びる
  • でも相手はK-1には来ずに他団体のまま
  • そのまま戦わせれば育てたK-1の評価が他団体にひっくり返る可能性がある
  • その選手が不仲な団体の選手

どう思いますか。

やるやらないは別として、さすがに簡単に決められることではないですよね。

ファン視点では対戦が見たいだけでも、運営側で考えればなかなか難しい問題であるということも分かると思います。

事がこれだけ大きくなってきてはなおさらかもしれません。

天心とK-1選手の交流

ちなみに天心もK-1が嫌いというわけじゃないと思います。

実は多くのK-1選手との交流がありツイッターなどでは平本蓮や西京春馬などのK-1ファイターとも交流があることをツイートしていますし。

西京春馬なんかは昔天心と戦ってかなり良い勝負をした元ライバルで今は仲良しですね。

その西京春馬の所属が武尊もいるクレストというのはなんともですが・・・。

那須川天心と武尊の比較

今後、那須川天心と武尊の試合が実現するかを考える上で現状の二人を比較することにも意味があると思います。

なぜなら最初に天心が挑戦状を叩きつけた頃と現在では戦うために重要な二人の環境が変わっているからです。

ここでは二人の環境を比較していきます。

階級の変化

2015年に天心が挑戦状を叩きつけた時はお互いに-55㎏で戦っていました。

現在では武尊はK-1の-57,5㎏級のチャンピオンです。一方天心も才賀紀左衛門と57㎏契約でも試合を行っています。

これだけを見ると同じ階級で問題なく試合を行うことができるように見えますが少し違います。

武尊の身長が168㎝で天心の身長は162㎝です。(公式発表でサバを読んでいなければですが)

武尊が減量に限界を感じて階級を-57,5㎏へ上げたのに対して、天心は-55㎏級でも試合をできるのに対戦相手に合わせる形で-57㎏に上げています。

この数㎏という差が格闘技において重要であることは言うまでもありません。

ただ天心のことですから、もし対戦が決定できるなら気にしないだろうとも思います。

本人も紀左衛門戦で「60㎏くらいまでの選手ならやってもいいと思っている。負ける気がしない」って言ってますし。

ルール

  • 武尊:K-1ルールのみ
  • 天心:なんでもやってる

武尊は絶対にK-1ルールじゃないとやらないでしょう。

それに対して天心は年末RIZINでMMAルールでも戦っています。

MMAだろうが、キックだろうが、K-1だろうがルールを気にしないでしょうね。

そう考えると、もし試合が組まれるなら間違いなくK-1ルールになると思います。

二人の方向性

これまでもこれからも武尊はK-1を主戦場にするのは間違いありません。

そして本人がK-1を広めるための活動をするくらいK-1に対して思い入れがあります。

一方天心はRIZINに参戦したり、キックルールでもやっていたり、最近ではボクシング転向の話まで出てきています。

天心はもう武尊戦に関して「やれればやるけど、そこまで暇じゃない」くらいの気持ちなんでしょう。

今後の試合実現可能性はどれくらい?

ではここまでのことを全て考慮して実際に那須川天心と武尊の試合は組まれるのかを考えます。

試合実現に必要な要素はこちらです。

  • 階級
  • 契約ルール
  • 年齢と時期
  • 本人達の気持ち
  • K-1専属契約
  • ファンの声

これらを項目別に見ていきましょう。

階級(○)

体重に関しては勝敗は別として「試合をする」という意味では大丈夫でしょう。

武尊はこれ以上下げるのが厳しいというのと天心は数㎏程度なら気にしないという強気な性格もあります。

やるとしたら武尊の体重に合わせるのはほぼ確実じゃないでしょうか。

ファンからの批判がまた大きくなりそうですね。

契約ルール(○)

こちらも「試合をする」という意味では問題なさそうです。

やるならK-1ルールでしょうね。K-1サイドがそれ以外ではやらせないでしょうし。

階級と同じ理由で天心がOKすると思います。

年齢と時期(△)

二人ともまだまだ若いので年齢的には3年くらいの猶予はあります。

ただし3年以内にやらなければファンの気持ちも冷めるし、武尊の年齢的にピークの時期を過ぎてからじゃつまらない。

そもそも3年どころか最低でもあと1年以内くらいにやらなければ状況も変わるし誰も納得しないと思います。

おっさんになってからやる魔裟斗vs五味みたいにはなってほしくないものです。

本人達の気持ち(△)

ここで重要なのは天心も関心が薄れてきているということです。

本気で団体を飛び出してK-1に殴り込んでもやるという気持ちがあれば対戦は確定しますがそれはさすがにないでしょう。

今の気持ちは「やれるならやってやる」程度だと思いますし。

武尊は言わずもがなですが、K-1を出る気はありません。

K-1専属契約(ほぼ×)

一番の問題であり、K-1のメリットのところでも書いたように実際に考えてみると難しい専属契約の問題です。

【K-1サイドがこの条件を折れる】というのがファンが一番求めるところではありますし、試合がグッと近づく方法でもあります。

もしK-1サイドが折れるとしたら【天心が知名度が武尊を圧倒】するくらい有名になり、武尊が戦うだけでK-1実行委員会にとってメリットができる。

とか、K-1の人気が落ち込んできて対戦のメリットが出るくらいしか考えられないですね・・・。

今K-1はノっていますから何か起らない限り当分は専属契約以外認めないでしょう

ファンの声(△)

試合実現可能性に関して可能性を上げるとしたらそれは【ファンの声】しかありえないと思っています。

ただここで言うファンの声というのは【ネットで批判】という意味ではありません。

佐藤嘉洋氏がチケット買って観たいと思う人が1万人いればと言っていましたがそういうことです。

K-1サイドも仕事として格闘技を運営しています。であれば、K-1の利益になる行動をファンが起こすことでマッチメイクの可能性が上がるでしょう。

K-1がビジネスとして興業を行っている以上、ファンの行動で変わる方法は極端ですが2パターンだと思います。

【天心とやらないK-1にファンが呆れてK-1人気がなくなる】

【天心とやることでお金を落とすファンが圧倒的に増える】

お金の落とし方がファンのできること。

試合をやらないといけない状態にするか、やりたい状態にするかないですね。

まとめ

では最後に簡単に個人的な結論を出してまとめておきたいと思います。

  • 那須川天心vs武尊の実現は10%程度
  • 1年半以内にやらなければもうない
  • K-1サイドの考えを変えられるのはファンの行動のみ

という結論で締めさせていただきます。

追記:2017年RIZINにて天心から再度アピールがあったため対戦の可能性は少しは上がったと思います。以前に比べて天心の知名度も上がってきてK-1サイドにもわずかですがメリットが増えました。今後の動きに注目していきましょう。

K-1選手の入場曲をまとめてみた【一覧】

超長文でしたがここまで読んでくれて本当にありがとうございます。

なるべくフラットに書いたつもりですが、人によっては不快な思いもあったかもしれません。

また、皆様の意見も聞きたいなと思っています。

内容の間違いや意見など、何かあればコメントかお問い合わせからお願いします。

新生K-1の階級が何キロか分からない人用まとめ【あの人は?】

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10 件のコメント

  • 客観的に、丁寧に、冷静に、かつ詳細に分析していて素晴らしいと思いました。まさにそのとおりだと思います。

    • 最高の褒め言葉ありがとうございます。
      格闘技ファンの方がこうして少しでも読んでくれていると本当に書いて良かったと思えます。
      皆さんのコメントやTwitterなどでこのような反応をいただけることがやりがいになっています。

      全ての記事でこのように評価される記事を書けるわけじゃありませんが
      これからも皆様の反応や批判、間違いの指摘など真摯に受け止めさせていただきます。
      コメントありがとうございました。

      管理人M

  • 大晦日のRIZINで天心を知り、そこから武尊を知って軽量級の格闘技観戦にハマったにわかファンです。とてもとても気になる2人を取り巻く状況が明快に理解できました。なんでだよ?って疑問が全て解消されるとともに今後の見守り方、ファンとしての後押しの仕方が判りました。素晴らしい記事です

    • 今回書いた記事の内容が全て正しいとは思いませんし、ファンが知らない他の要因もあるかもしれません。
      やはり格闘技といっても「ビジネス」であることは間違いないです。
      K-1サイド含めて誰にとっても利益になるくらい見たい人がいれば実現に近づくのではないかと。
      これからも格闘技を好きになってくれたら嬉しいです。
      コメント本当にありがとうございました!

      管理人M

    • コメントありがとうございます!

      単年契約は双方にメリットがあるように思えます。

      ただ武尊天心の件についてと具体的に述べられていないものの
      K-1宮田PのTwitterで「降りかかる火の粉~」というツイートが
      あったので双方の問題が解決はされていないとみるべきですね。

      もしかしたらここに書いてある以外にも
      ファンは知らない何か特別な事情があるのかもしれません。

      管理人M

  • 全部読んだ上ですが武尊天心が関係なくK-1を応援して会場やお金を落としてるファンをとても軽視してませんか?
    実現しない=K-1の人気が大幅に落ちる前提はとても違和感があります。

    • コメント本当にありがとうございます!

      軽視なんてとんでもないです!
      また「実現しない=K-1の人気が大幅に落ちる」ということも
      書いてはいないのですが、私の書き方が悪かったのか違う捉え方をされています。
      申し訳ありません。

      K-1にお金を使うほど楽しんでいるファンがいるから
      ここまで新生K-1の知名度が上がったと思っているくらいですから。

      たぶん記事内の

      >K-1がビジネスとして興業を行っている以上、
      >ファンの行動で変わる方法は極端ですが2パターンだと思います。
      >【天心とやらないK-1にファンが呆れてK-1人気がなくなる】
      >【天心とやることでお金を落とすファンが圧倒的に増える】

      ここの部分を言っていらっしゃるのかと思います。

      この記事を書く時に様々な武尊と天心に対するコメントを調べました。
      「人気が落ちる」というのはそれだけこの試合の件で
      実際に「K-1を見ない」と言っている人がいるのです。

      そういう人もいることから「人気がなくなる」という書き方になりました。
      見ない人が増えすぎるとビジネス的にやらざるをえない状況になるということです。

      あくまでフラットにビジネスとしてK-1サイドがやるかもしれない可能性を考えたものになります。

      参考になるコメントありがとうございました。

      管理人M

  • これまで色んな方のコメントや記事を読みましたが、これほど分かりやすく、丁寧で、あくまで中立で説明されたものはなかったと思います。
    管理人の方の底知れぬ知性を感じました。ありがとうございます。

    • コメントありがとうございます!
      記事を書いた時と状況が少しずつ変化していますが、経緯を知る参考になっているのであれば幸いです。

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